皆さん、こんにちは。
転ばぬ先の寺子屋、塾長のふみちゃんです。
今回のテーマは「グループ討議」です。
社会に出ると、会議やプレゼンなど、グループで活動することが多々あります。
特に、グループで討議する場面では、必ず意見を求められます。
その場で必要になるのは、自分の考えや意見が、差し障りなくはっきりと述べられるかどうかです。
学生の間に、そのような体験をして、慣れておく必要があると思い、今回のテーマにしました。
会社でも、大学でも、グループ討議は多く行われています。
最近は、面接選考でも、グループ討議は、多く見られます。
今回は、グループ討議を成功されるために注意したいことに取り組みました。
1:あなたはどんなタイプ?
2:リスキーシフトに注意
3:動画で理解を深める
スポンサーリンク
月額1,100円から話し放題!オンライン英会話ランカルあなたは、どんなタイプ?
まず、グループ討議で意識したいのは、自分は、グループ討議の時に、どのような態度を取る傾向があるかです。
つまり、グループ討議の時、自分はどのタイプの人かということです。
じゃ、どんなタイプがあるかみていきましょう。
大きくは、次の3つのタイプに分かれます。
1:自分の意見をしっかり活発に発言できる人
2:自分の意見は持っているが、なかなか発言に踏み切れない人
3;討議課題の理解に遅れ、何を話したらいいかわからない人
この3つのタイプです。
割合的には、20%、60%、20%と、意見はあるものの発言を戸惑っている人が一番多いようです。
グループ討議に参加する前に、まず、自分はどのタイプか明確にして参加することだと思います。
そして、意識しなけレバならないことを明確にして、グループ討議に参加してみてください。
その意識しなければならないことは、それぞれ下記の通りです。
[1の人]:活発な人は、他人の意見を受け入れてから、自分の意見を言うこと。
[2の人]:意見はあれども発言を躊躇している人は、1のタイプの人が意見を受け入れてくれるので、勇気を持って発言すること
[3の人]:何を言っていいのかわからない人は、まずは、挨拶でも、相槌でも、うなづきでもいいので、とにかく、討議に参加すること
以上のように、グループ討議に参加する前に、まず、自分のタイプを確認し、どのようなことに意識しなければならないかを明確にして参加してみてください。
リスキーシフトに注意!
次に、注意したいことは、リスキーシフトです。
これは、「あなたが・・・」というよりは、グループ討議参加者全員が意識しなければならないことです。
グループ討議には、必ず次のような人が混ざっています。
権威のある人(会社だと社長とか)、論理的に意見を言う人、大声を張り上げる人、学歴の高い人(例えば東大生)、人相がよくない人(例えば私)などです。
実は、グループ討議は、このような人の意見にながされやすい傾向があるということです。
つまり、せっかく良いアイデアが話し合われていても、上記の人が一言「そんなことできない」と言ったら、全体の意見が、そちらに傾いてしまう危険があると言うことです。
このような危険をリスキーシフトと言います。
このリスキーシフトに対応するためには、討議が始まる前に、「絶対他人の意見は否定しない」と言う約束事をみんなで読みあげて、討議を始めるしかありません。
このような、討議の仕方をブレインストーミングといいます。
良いアイデアを生み出している多くの企業が取り組んでいます。
アメリカの大手企業の社内ルールには、「人の意見は尊重する」というのが、一番最初に書いてあるそうです。
グループ討議に入る前に、まず、自分はどのタイプで、何を意識しなければならないかを明確にし、参加者全員で、特定の人の意見に流されないよう、全員で、人の意見を否定しないことを確認して、グループ討議をする。
そうすることで、効率良いグループ討議ができると思います。
皆さんも、ぜひ、この2点を意識してグループ討議に参加して見てください。
🔳動画で理解を深める
今回は、以上です。またお会いしましょう。
スポンサーリンク