忘れるな!朝活

社会基盤力

みなさん、こんにちは。

転ばぬ先の寺子屋:塾長のふみちゃんです。

就職や転職に役立つ情報をお届けしている「転ばぬ先の寺子屋」、
今回は、早起きして午前中を有意義に行動することの大切さに取り組みました。

今回のテーマは、「朝活は重要だ!」ということになります。
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「午後は十分時間があるから・・・」「なかなか早起きできない・・・」、「午前中は頭も体も動きが鈍い・・・」、「どうも朝は苦手だ・・・」などと思ったことはありませんか。

そんな方は、今回のテーマに取り組んで、朝活の重要性を知り、朝活にチャレンジしてみましょう。

コンテンツは、次の4項目になります。
1つ1つ、私の経験も踏まえて、具体的に取り組んでいきます。

1:午前と午後の誤解
2:脳のゴールデンタイム
3:ポジティブシンキングを生み出すホルモン
4:バイオリズムが高いのは?

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1:午前と午後の誤解

1日8時間労働として、例えば、朝9時から夕方5時まで勤務の会社で働くとします。
午前中は、朝9時から12時までの3時間、12時から1時まで昼休みで、午後は、1時から5時まで4時間働くことになります。

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やっぱり、午後の方が1時間長いと思うかもしれませんが、休憩を取ったり、仲間と雑談したり、たばこを吸いに行ったり、コーヒーを飲んだりすると、仕事時間は、午前とほぼ同じ3時間になります。

つまり、午前も午後も、同じ時間しか仕事ができないということです。
感覚的に、午前は短く、午後は十分時間があるように勘違いしていますが、残業がなければ、ほぼ同じ時間になります。

まして、「働き方改革」に取り組んでいて、仕事を定時で終えることが求められると、午後は時間が十分あると言った考え方や、スタートダッシュが遅い仕事の仕方では、いずれ破綻することになり、成果を達成できなくなると思います。

日本は、戦後、優秀な中間管理職サービス残業で成長を遂げてきたと言われています。
みんな、午後はいくらでも時間があると思って、時間に惜しみなく働いてきました。
「働き方改革」が課題となっている現在、そのような働き方ではやっていけなくなり、時間の使い方が問われるようになっています。

仕事のできる人は、午前中からスタートダッシュして、午前中を十分活用していると思いますし、そのような方が仕事のできる人には多いようです。
まず、午前と午後の誤解をなくしましょう。

2:脳のゴールデンタイム

2つ目の「脳のゴールデンタイム」についてです。
脳には、保管場所広い倉庫があると考えてみましょう。

まず、今日1日で体験したことや知ったことなどは、一旦、保管場所に保管されます。
その後、夜、寝ている間に、その日の情報は、保管場所から広い倉庫に整理して移されます。
そして記憶として、どんどん蓄積されることになります。
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朝起きると、保管場所は空っぽの状態で、広い倉庫は、新しい情報が整理され保管されたことになります。

つまり、朝起きると、これからの1日の情報を保管する保管場所は、空っぽの状態ですから、いくらでも情報を溜め込むことができるということになります。
したがって、朝は情報がどんどん頭に入る(記憶できる)状態だということで、勉強するなら午前中と言われています。

徹夜して覚えるということは、脳の保管場所が満杯の状態で、そこに無理やり情報を詰め込もうとしていることになり、なかなか記憶できないことになり、瞬発力はあるかもしれませんが、すぐに忘れてしまい、非効率だということです。
勉強するなら、仕事するなら、午前中の活動がベストであることがお分かりいただけたと思います。

以前、新聞で、「70代で100以上の資格を!」という記事を読んだことがあります。
70代で100以上の資格を習得した高齢者の話でしたが、その方の勉強時間は、すべて午前中だそうです。

午前中は、脳の保管場所が空っぽで、どんどん情報を吸収できるので、午前中は脳のゴールデンタイムだということがお分かりいただけたと思います。

3:ポジティブシンキングを生み出すホルモン

また、午前中の効用として、物事をポジティブに考えられる時間帯だということがあります。
朝起きて(当然早起きですが)朝日を浴びると、セロトニンという幸せホルモンが出て、何ごともポジティブに考えられるそうです。

「さあ、今日も頑張るぞ!」などの言葉が自然に出てくるのは、朝早く起きて朝日を浴びた時に出る言葉だと思います。
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早起きして、朝日を浴びて、ポジティブな状態で、1日にちをスタートさせてみてください。
「雨の日はどうするんだ・・・」と言われても答えられませんが。

4:バイオリズムが高いのは?

私の勤めていた会社で、いつも成績の良い営業マンがいました。
私も、彼のようになりたくて、よく観察していると、午前中は、取引先にアポイントの電話をかけまくり、どんどんアポイントをとって、午後から、営業に出ていました。

私の経験からですが、どうも、1日で活発に行動できる、つまりバイオリズムが高い時間帯というのがあって、それは、11時と5時のように思います。
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活発に行動できる午前中に、アポイントをどんどんとって、午後から営業に出て、5時ごろ帰社して報告書をまとめたり、明日の予定を組んだりする行動は、1日のバイオリズム(11時と5時に高い)にかなった行動だったのでしょう。

まとめますと、午前と午後の誤解をなくし、午前を大切にする。
朝日を浴びて1日をスタートさせ、特に、11時と5時を意識して活動する。
午後から時間はたっぷりあるから、午前は、そこそこゆっくりとなんて考えて行動していると、1日を無駄に過ごしてしまいがちだと思います。

就職や転職活動中は、特に意識して取り組んでみてください。
きっと、面接で、素敵な笑顔で対応できると思いますよ。

今回は、以上です。

またお会いしましょう。


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