勝部神社の火祭り

社会基盤力

みなさん、こんにちは。
転ばぬ先の寺子屋、塾長:ふみちゃんです。
今回は、「転ばぬ先の散歩シリーズ」で、巳年に馴染みある神社の一つ勝部神社を散歩しました。。

今年は巳年。
そこで、地元:滋賀県で、巳年にゆかりのある神社を探してみました。
滋賀県で観光振興事業などを展開する公益社団法人「びわこビジターズビューロー」は、巳年にゆかりのある神社を7ヶ所紹介しています。

1:巳年にゆかりの神社7選(滋賀)
2:勝部神社の火祭り(1月第2土曜日)
3:動画で楽しむ!

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巳年にゆかりの神社7選(滋賀)

まずは、大津市坂本にある日吉神社
全国の日吉・日枝・山王神社の総本宮。
巳年には金運のご利益があるとされている。

2番目は、守山市の勝部神社
土御門天皇(つちみかどてんのう)に取り憑いた大蛇を退治し病気を治したことから、大蛇に見立てた松明(たいまつ)を燃やし、褌姿(ふんどしすがた)の若者が乱舞する「勝部の火祭り」は有名である。
土御門天皇は、1198年に3歳で、上位により即位、穏和な性格で知られている。

3番目は、近江八幡市の百々(もも)神社
長命寺川に住む大蛇を、敦実親王(あつみしんのうー893~967、宇多天皇の第8皇子)が退治し、大蛇をまつる神社を建てたのが始まり。

4番目は、野洲市の兵主神社(ひょうずじんじゃ)。
建立130年の古社で、神様が白蛇の姿で亀に乗って琵琶湖を渡ってきたと言う伝説がある。
巳年には、「白蛇守」が頒布される。

5番目は、多賀町の大龍神社
近くに住む大蛇を退治した伝説がある。
また、悪蛇と戦った犬(小石丸)も祀られていて、ペットの守護神としても有名である。

6番目は、長浜市にある長浜八幡宮
蛇神(へびがみ)を祀る池があり、巳年には、健康祈願や商売繁盛の参拝者が集まる。

最後は、長浜市の竹生島神社
古来より吉兆や繁栄をもたらすとされた白蛇をモチーフにしたお守りやお札が頒布されている。

勝部神社の火祭り(1月第2土曜日)

上記7社のうち、今回は、守山市の勝部神社を散歩した。
649年、物部宿禰広国(もののべすくねひろくに)が、物部郷の総社として創建したのもで、約1400年の歴史ある古社である。
851年に正6位、877年位は従5位下を授かっている。
中世武家時代になると、武士や一般人の崇拝が高まり、織田信長は、起請文(きしょうもん)を60通も収めているし、豊臣秀次は、神殿の寄付と本殿の修復を行なっている。
現在の本殿は、戦国時代に佐々木高頼(ささきたかより)が再興したもので、国の重要文化財になっている。
※起請文とは、神と誓う誓約のようなもの。

勝部神社の火祭は、毎年1月の第2土曜日に行われる、滋賀県で有名な祭りの一つである。
鎌倉時代、後鳥羽天皇の第一子であり、上位により3歳で即位した土御門天皇に取り憑いた大蛇を焼き払って退治したことから、大蛇に見立てた松明を燃やし、無病息災を祈ったと言われている。

動画で楽しむ~勝部神社の火祭り

2025年1月11日(土)、実際に、「勝部神社の火祭り」を見てきました。

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