みなさん、こんにちは。
転ばぬ先の寺子屋、塾長:ふみちゃんです。
今回は、「素材業界」に取り組みました。
業界は少し曖昧な部分があります。
その範囲の大きさで、業界名が変わります。
今回は、鉄などの金属、ガラスや繊維などの非鉄金属、さらに化学製品を素材とした業界を、一つの「素材業界」として取り組みました。
1:素材業界の全体図
2:金属素材
3:非鉄金属素材・化学素材
4:素材業界が抱える課題
5:動画で理解を深める
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素材業界といっても、どの範囲で考えればいいのか。
世の中のあらゆる商品が、サービスをの除いて、何らかの素材でできています。
金属素材なのか、繊維素材か、あるいは化学素材か、捉え方がわかりにくいですよね。
今回は、素材業界を、金属と非金属、そして、化学素材に分けてみました。
まず、金属素材は、鉄を中心とした鉄鋼と銅やアルミなどの鉄ではない非鉄金属に分かれます。
そして金属素材に対して、金属ではない非金属素材がいろいろありますが、ここでは、セメント、繊維、紙&パルプ、合成ゴム、ガラスに分けて深掘りしました。
化学素材は、素材を化学変化させて生み出したもので、プラスティックやビニールなどがあります。
下記に全体図を作っておきますので、まずは、素材業界の全体像を掴んでおきましょう
金属素材
金属素材は、「鉄」か「鉄以外」に分かれます。
鉄は、鉄を加工するメーカーがあり、鉄鋼と言います。
鉄鋼は、鉄鉱石から鉄を製造する高炉メーカー、電気炉で鉄屑から鉄を生み出し電炉メーカー、鋼材を鋼板にしていく単圧メーカーがあります。
そのようにして作り出した鉄や鉄板は、自動車メーカーなどに販売されていきます。
一方、金属素材には、鉄以外の素材ー非鉄金属ーもあります。
この非鉄金属は、銅やアルミなどを扱うベースメタル、チタンやニッケルなどを扱うレアメタル、ベースとレアメタルを総合的に取り扱う総合の企業があります。
レアメタルは、需要が大きにもかかわらず、レアな金属で貴重な存在だと言えます。
私たちが、日頃、お世話になっている携帯電話にも多く含まれています。
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金属素材(鉄、非鉄)に対して、非金属素材として、一部を紹介します。
就活でもよく出てくる企業も多くあります。
石灰石を原料にしてセメントを製造販売しているセメントの会社、木材などから取り出したパルプから紙を製造して紙&パルプの会社、アパレルなどの一般繊維をはじめ医療向けの特殊繊維などを製造している繊維メーカー、タイヤや一般ゴム製品を製造販売している合成ゴムメーカー、板ガラスや光学ガラスを取り扱っているガラスメーカー、石油やガスから、プラスチックなど新しい素材を生み出している化学メーカーがあります。
非金属素材は、このほかにもあると思いますが、今回は、セメント、紙パルプ、繊維、合成ゴム、ガラス、そして化学の6ジャンルを紹介します。
この中で、最後の化学メーカーは、さらに、裾野が広がっており、多種多様の商品を生み出しています。
素材業界が抱える課題
これらの素材業界は、それぞれ、課題を抱えており、世界一位を誇っていた鉄鋼は、今や中国などの安価な鉄鋼メーカーの出現で苦戦を強いられています。
他の素材メーカーも、それぞれ違った課題を抱えています。
それぞれの課題は、ビデオで詳しくみていくとして、素材業科に共通した課題のキーワードを整理しておきましょう。
企業を選択するときや素材業界を受ける時に役立つと思います。
まず、「環境問題」にどう取り組んでいるか。
特に、リサイクル、リユース、リデュースの3つは覚えておきましょう。
次や、「海外進出」、そして「省エネ」への取り組みです。
さらには、新素材の開発など、将来に向けた取り組みはどうしているのか。
他の業界にも、共通した課題ですが、特に、素材業界には、大きくのしかかっている課題だと思います。
ぜひ、皆さんの企業選択に役立ててください。
🔳動画で理解を深める
今後の動向や仕事内容など、さらに詳しく知りたい方は、下記の動画をご覧ください。
この動画は、大学などのPBL授業で使用している動画で、前半の業界の部分を解説しています。、
今回は、以上です。
また、お会いしましょう。
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