みなさん、こんにちは。
転ばぬ先の寺子屋、塾長ふみちゃんです。
私たちの消費生活には欠かせない流通業界、特に、小売業は、直接的関連性が高い業種です。
今回は、流通業界の小売業にスポットをあて、その構造や課題について深掘りしました。
流通業界、全体の流れ
原材料から商品を作る製造業者、それを仕入れて小売業者に販売する卸売業者、卸売業者から仕入れた商品を店頭に並べて販売する小売業者、この流れの中で、卸売業と小売業、そしてそれを運搬する運送業、保管する倉庫業を流通業界と言います(以前お話した通りです)。
そして、川の流れに例えて、前半部分を川上、後半部分を川下と言います。
時々、出てくる言葉ですよね。
小売業の歴史と現在
その流通業界の小売業について深掘りしたいと思います。
昔は、魚や魚屋さん、肉は肉屋さんといったように、扱う商品によって店が点在していました。
やがて、その店を一か所に集めて展開する百貨店が登場し、買い物が便利になりました。
しかし、車社会の到来で、買い物の拠点は郊外に移り、スパーマーケットが登場するようになります。
このように、その後も、消費生活の変化に伴い小売業も大きく変わることになります。
24時間営業のコンビニ、車社会を反映した郊外の大型ショッピングセンター、電気製品や紳士服など、特定のカテゴリーに特化したカテゴリーキラー、そして、最近、急成長したネットショップ。
現在は、もはや、3大小売業(百貨店、スーパー、コンビニ)の時代は去り、ネットショップなど、小売の形態が多様化した時代になっています。
競争は、ますます激化して、それぞれ、課題に対応しなければならなくなっています。
課題整理
いくつか課題を整理してみましょう。
1:消費者ニーズや社会情勢(少子化や高齢社会)にどう対応するか
2:人口増加地域への進出
3:店舗を持たないネット販売の促進
4:ITやロボットの活用強化
などがあげられると思います。
みなさんも、身近な小売業を、今後も興味を持って見守ってください。
もっと詳しくみたい方は、動画を確認ください。
今回は、以上です。
また、お会いしましょう!
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