
みなさん、こんにちは。転ばぬ先の寺子屋、塾長:ふみちゃんです。
みなさんは、求人票は、全て正しいと思っていますか。
今回は、「求人票の見方」について、取り組みました。
就職活動や転職活動で、一番最初に、企業とのつながりを持つのが求人票になります。
つまり、企業への入り口となります。
求人票を見て、その企業の門を叩くかどうかを決めます。
しかし、その求人票は、必ずしも正しい、というか、ややグレーな部分があるとは思いませんか。
例えば、残業時間、「月平均20時間」などで、、極端にいうと、7月120時間残業で、そのほかの月は0時間の場合でも、「月平均20時間」になります。
したがって、やや曖昧な表現になっている部分があるということです。
今回は、そのようなことに取り組みました。
『求人票の見方」になります。
1:求人票はグレー
2:求人票には何が書いてあるか?
🔳動画でも確認
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求人票はグレー
求人票には、「働く内容」や「働く条件」が明記してあります。
「働く内容」は、どんな仕事をするかということです。
その「働く内容」から見ていきましょう。
そもそも、仕事を文章で表現するのは無理があると思います。
仕事は、毎日、色々な場面に遭遇し対応しなければならないことが多々あります。
それを事細かく文章で、しかも限られた枠内で表現するには限度があるということです。
したがって、働く内容である仕事を、限られた文章で表すことは不可能だと思います。
例えば、営業といっても、飛び込み営業からルート営業など、様々です。
「出張はあるのか、どんなところに訪問するのか、何を営業するのか」、などなど、知りたいことは多くありますが、その辺は、明記するのは無理があるということです。
決して、隠しているわけではないのですが。
どんな営業かの大枠は分かりますが、細かいところまでは、求人票では把握できません。
だから、OBなど、色々な人からは情報を仕入れる必要があります。
したがって、求人票の「働く内容」については、一部の表面的な部分しか記載されていません。
あとは、応募者がどう捉えるかが重要になってきます。
この働く内容については、少しでも、間違えた解釈をしないよう、求人票だけではなく、色々な人の話を含めて、総合的に判断するようにしてください。
つまり、事前に深掘りするということです。
求人票には何が書いてあるか?
もう一つの「働く条件」については、かなりの部分が正しく表現されています。
まず、求人票には、「働く内容=仕事内容」と「働く条件」が記載されていますが、「働く条件」についても含め、求人票の中身全体を見ていきましょう。
求人票に記載しなければならに項目は決まっています。
「会社の名前」「仕事内容」「賃金額」「契約期間」「試用期間の有無」「就業場所」「始業と終業時間、残業、休憩と休日」「加入保険」「受動喫煙防止装置の状況」「派遣労働者雇用の明記」の10項目です。
それでは、各項目について、中身を見ていきましょう。
会社の名前
当たり前な項目ですが、一つだけ注意事項をお話しします。
”株式会社”が前についているか、後についているかをしっかり見ておいてください。
「株式会社カース」は前株と、「カース株式会社」は後株と呼んでいます。
時々、間違っておられる方がいらっしゃいます。
求人票は正確に明記していますので、注意しておいてください。
仕事内容
営業の仕事か、事務の仕事とかなど職種のことです。
最近は、男女を連想されるような表現は控えているので、その点も注意してみてください。
例えば、”看護婦”は「看護師」、”ガードマン”は「警備員」となっています。
詳しい、仕事内容は、先ほど話しました通り曖昧な部分が多いです。
賃金額
支給される給与が記載してあります。
注意したいことは、総額で見るのではなく、基本給と手当で見るのがいいと思います。
なぜなら、同じ総額20万でも、基本給が高いと、残業しても残業代が、退社しても退職金が多くなるからです。
つまり、色々なベースになるのは基本給だということです。
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契約期間
契約期間も見逃さないようにしてください。
「正社員」は、「契約期間なし」になっていると思います。
試用期間
一言で言うと「見習い期間」と言うことで、正式に社員になるまでの期間です。
したがって、この期間はボーナスは、成果を出していませんのでありません。
ただし「寸志」と言う形で少し支給されると思います。
残業、休日など
企業によっては、忙しい繁忙期と、比較的暇な閑散期があると思います。
残業は、月別に細かく記載できないので、「月平均○○時間」と記入している場合が多いです。
また、「週休二日制」は、毎週土日が休みではありません。
一月で一回でも2日休みの週があれば、「週休二日制」です。
毎週2日休みがある場合は、「完全週休二日制」と記載しています。
補足として「交通費」は、基本的に支払い義務がありません。
したがって、「月2万円まで支給」とか「全額支給」となっています。
加入保険
加入保険も確認しておきましょう。
健康保険、厚生年金保険、雇用保険です。
そのほかにも、就業場所などが記載してあります。
また、2017年の法改正で、「受動喫煙防止装置の状況」も記載義務になりました。
以上が、求人票に記載されている、法律で記載が義務付けられている項目になります。
🔳動画で、、さらに詳しく解説しています。

今回は、以上です。
また、お会いしましょう。
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